グルテンフリーはスポーツ選手やハリウッドセレブなどが生活に取り入れたことがきっかけで広く知られるようになりました。健康や美容のためにグルテンフリーの食材を選ぶ人も増えています。
グルテンはアレルギー症状をはじめ体にさまざまな影響を及ぼします。肌荒れがなかなか改善しなかったり体調不良が続く場合はグルテンが原因かもしれません。調べてみたので参考になさって下さい。
グルテンとは?
麦類の胚乳から作られるタンパク質の一種でライ麦、小麦、大麦などを原料とする食品に含まれています。
グルテンには弾力性と粘着性がありピザやパスタ、うどん、ラーメン、パンなどにモチモチとした触感を出したりソースのとろみ付けに使われたりします。
食品加工にもよく使われていてグミやサプリ、カレールー、醤油など麦類が原料だとわかりにくい食品にも含まれています。
10%の人がグルテンを消化できない
身近な存在のグルテンですが、研究によって10人に1人がグルテンを消化・分解できないグルテン不耐症(過敏症)であることがわかってきました。
グルテン不耐症の場合グルテンが含まれた食べ物などを摂取すると消化・分解できず腸の炎症などを引き起こし体調不良をもたらします。
小麦の摂取後すぐにアレルギー反応がでる小麦アレルギーと違って、グルテン不耐症の場合は一定時間が経ってから体に異変をもたらすためほとんどの人がグルテン不耐症に気づいていないと言われています。
グルテン不耐症の特徴
グルテンが腸の炎症や腫れを引き起こし腸内環境が悪化するため特有の肌荒れ症状がでます。
- おでこ・ホホ・アゴの吹出物
- ホホの赤み
- ホホからアゴにかけてのムクミ
- アゴ周りのシミ・色素沈着
肌荒れだけでなく体調不良をもたらしアトピーやアレルギーの原因になる場合もあります。
- 頭痛
- 便秘
- 下痢
- 慢性疲労
- 集中力の低下
グルテンフリーで腸内環境を改善しよう!
肌荒れやニキビがなかなか治らないと悩んでいる方はグルテン不耐症かもしれません。グルテンを避けることで便秘や下痢が解消され腸内環境が整うことで肌トラブルの改善に効果があると言われています。
まずは2週間ほどグルテンが入っている物を意識的に排除することから始めてみることをお勧めします。
小麦を使ったものを避ける
最初はパンやパスタ、うどんなど小麦からできているとわかるものは避けて、お米を主食とする和食に切り替えることから始めてみるのも良いでしょう。
徹底的にやってみたい場合は衣に小麦粉を使った揚げ物は避け、つなぎや調味料、アルコール類に麦類が使われていないか気を付けましょう。
小麦粉は米粉で代用する
小麦粉の代わりに米粉でパンやケーキ、焼き菓子も作れますし、揚げ物の衣やとろみ付けにも使えます。うどんやパスタ、餃子の皮やラーメンなど市販のグルテンフリー食材を活用すると生活に取り入れ易いですね。
食べたい時は消化酵素を摂る
外食などでどうしてもグルテンが避けられないときは、消化酵素を摂取することでタンパク質であるグルテンを短時間で消化し体への負担を軽減できます。タンパク質分解酵素を豊富に含んだパイナップルやパパイヤ、イチジク、キウイなどのフルーツを事前に摂取しておくことをおすすめします。
まとめ
グルテンが体の負担になっていることを考えると摂取の見直しを検討してみる価値があるのではないでしょうか。
グルテンフリーあるいはグルテンを減らすことで、肌と体調が良い方向に著しく変化するかもしれません。まずはグルテンフリー生活を2~3週間ためしてみましょう!
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