乾燥して肌がかゆい!乾燥するとどうしてかゆくなるの?

乾燥

健康的なお肌とは?乾燥肌とはどんな状態?

健康的なお肌とは

  • 天然保湿因子:水分を補う
  • セラミド:水分を保つ
  • 皮脂:水分を閉じ込める

この3つの保湿因子のバランスが崩れると乾燥肌になります。肌の表面には角質層と呼ばれる細胞の層があり、水分を保っています。その外側を皮脂が覆い膜を作って肌を潤わせています。角質層の水分が少なくなったり皮脂分泌の低下が起こると乾燥した状態になります。

乾燥肌になると何故かゆい?

掻くと角質層が剥がれバリア機能が低下し、刺激物質などが入り込んでかゆくなり引っ掻いたことが皮膚への刺激となって「かゆみ物質」が細胞で作られ神経を通して脳にかゆみを伝えます

線維芽細胞

肌がかゆくてもとにかく「掻かない」こと

掻き続けて湿疹などが出来ると、そこから更にかゆみ(刺激)が引き起こされ症状が悪化、ドンドンまたかゆくなる・・といった悪循環に陥ります。一度出来てしまうとなかなか治らず、薬が必要となることが多いです。

湿疹が出来てしまった場合はとにかくかゆくとも掻くのは我慢しましょう。また身体が温まるとかゆみが出てくることもありますので、お風呂を出たあと掻かないようすぐに保湿をすることをオススメします。

日焼け止め塗る

どんな人がなりやすい?

  • こども
  • 女性
  • 高齢者
  • アトピー体質   など

皮脂が少なくなりやすい人は乾燥肌になりやすいです。皮脂分泌が少なくても保湿ケアをしっかりすることで乾燥は防げます。

乾燥

乾燥肌にならないために、日常生活で気を付けると良いこと

エアコンの設定は控えめに

温度や風量など、夏でも冬でもガンガンに付けっぱなしでは乾燥の原因となります。直接風が当たるのも良くありません。設定を適度に見直しましょう。

季節に合わせたスキンケアを

夏は日焼け止めを使い冬は保湿力の高いものに変えたりボディクリームを追加したりと、季節に合わせてスキンケアを変えていきましょう。

ハンドクリーム

過度のダイエットは避けましょう

これは私自身も経験したことがあります。食べる物を制限しすぎると、身体に油脂が足りなくなってカサカサになっていきます。その後の肌荒れはなかなか治りにくく苦労しました。糖質もタンパク質もパワーの源となります。過度な制限はせずに適度にバランス良く摂りましょう。

夜更かしはしない

寝ている間に血液は作られ全身に回ります。細胞も同じで、寝ている間に産生されています。夜更かしはせず睡眠をじゅうぶんに取りましょう。

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また実は漢方薬でも乾燥肌対策が出来るものもあります!ご興味のある方は以下のブログをご覧ください。

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