前回は冷えタイプをご紹介しましたが、今回はどの冷えタイプの方にも効く!オススメのセルフケアツボのご紹介です!
足の冷えは全身の不調に繋がることも!オススメは太渓(たいけい)
足は心臓から遠く末端にあるため、血液が行き渡りにくく血行不良になりやすい場所です。
夏でも足が冷えるという方は血行不良による冷えと考えられます。
足首にあるこのツボの皮膚のすぐ下を血管が通っているため、太渓を温めると下半身の血行が良くなります。
足先が冷えている場合でも、足の指よりも足首を温めると足全体が温まりやすいです。
場所:内くるぶしの出っ張りとアキレス腱の中央のくぼみ。
下半身の冷えが強い時は、関元(かんげん)
下半身の冷えが強いとポコっとくぼんできます。
ツボ押しだけでなく、お灸もとってもオススメ場所です。
手軽に温めるならホットタオルを乗せてみても気持ち良いですよ。
場所:おへその中央から指4本分下。
体温が下がる生理直前や生理中の冷えには、三陰交(さんいんこう)
生理周期により、女性ホルモンが変動することでも冷えやすくなります。
常日頃から三陰交まで覆い被さる靴下を履くと、足が冷えにくいですよ!
場所 : 内くるぶしの出っ張りから指4本分上の骨の際。押すと少し痛みを感じるかも。
お腹を触って冷えていると感じたら、中脘(ちゅうかん)
お腹を触って冷えているときは、内臓が冷えてしまっている状態です。
内臓の冷えは下痢や便秘に繋がったり、脂肪が付きやすくなったりとダイエットの大敵でもあります。
中脘は胃腸の働きを高め、内臓が熱を作り出す手助けをしてくれます。
場所:みぞおちとおへその中間。
お腹の冷えによる便秘や下痢には、天枢(てんすう)
胃腸の冷えが原因で便秘や下痢になってしまったときのお助けツボです。
天枢は胃腸の働きを整えてくれます。
便秘や下痢だけでなく、消化や吸収も手助けしてくれるので外食が続いたときなんかにもお勧めです。
ただし、食後すぐのツボ押しは控えましょう。
場所:おへその両わき 指3本分外側
胃腸は冷えると、といった働きも鈍くなってしまうので、天枢を温めるのも◎。
腰部が冷える時には、腎兪(じんゆ)
疲れたときや何だか腰が痛いな、だるいなと感じたことはありませんか?
腰に冷えを感じる時にはもちろん、そんな時にも使える生命力を高めるツボでもあります!
場所: おへその裏で、背骨の出っ張りから指2本分外側
生命の元となる「気」が生まれるところ、湧泉(ゆうせん)
「気」が生まれて全身に巡ると、血行も良くなっていきます。
足の冷えの即効性もあります!
場所:足の裏の土踏まずの最もくぼんだところ。足の指を曲げると出来る「人型」のシワの下
カッサでツボを撫でるのもセルフケアに◎
カッサのカーブを利用して、経絡というツボとツボを繋ぐ通り道を優しく撫で上げるのもマッサージのようで気持ち良いですよ!
力を入れすぎると痛くなったり傷が出来る可能性がありますので、強くこするというよりは優しく充てて動かしてくださいね。
カッサの先を利用すればツボ押しにも使えます。
漢方薬で冷え症に効くもの!
以前のいそがしい女性のために。女性特有のお悩み解決サプリである棗人宝もお勧めですが、今日はもうひとつだけご紹介します!
婦人宝(ふじんほう):血を補う→温める→巡らせる
女性に多くみられる、様々な身体の不調を改善するシロップタイプの漢方です。
漢方薬に多い粉薬が苦手な方にもお勧めです!
冷え性に効く漢方薬は他にもたくさんあります。
ご興味がある方は漢方薬店のHPへ。
夏バテ対策のブログなどもありますので、是非ご覧ください。
これまでのツボ記事まとめ
美容ツボ記事一覧はコチラ↓