肌の乾燥が気になる季節になりました。肌が乾燥すると刺激から肌を守ってくれるバリア機能が低下し様々な肌トラブルを引き起こしやすくなります。乾燥肌を改善したり予防するには保湿力を高めることが必要です。乾燥肌の原因や保湿力を高めるための対策をご紹介しますので参考になさってください。
乾燥肌になる原因
空気の乾燥
冬はエアコンなどで乾燥している室内にいることが多く、肌の水分が蒸発してしまい乾燥が進んでしまいます。
ホルモンバランスの乱れ
皮脂を分泌したり水分を保持したりするホルモンの働きがうまく作用しないことで敏感肌や肌トラブルだけでなく乾燥もまねきます。
体内の水分不足
食事や飲み物で水分を十分に摂れていなかったり、塩分を摂り過ぎている場合は体内の水分量が不足します。
体形によっても体内水分量が大きく異なってくる場合があり体脂肪が多い方は体内水分量が少なくなります。
間違ったスキンケア
年中同じスキンケアをしていたり夏より紫外線対策をおろそかにすると肌にダメージが蓄積されてしまいます。入浴も高温や長風呂は皮脂が流されてしまい全身の乾燥をまねきます。
不規則な生活
睡眠不足や過度なダイエット、栄養が偏った食生活は肌だけでなく体全体にも悪影響を及ぼします。
乾燥肌を改善するためには
肌表面の乾燥を防ぐには保湿効果が高い物を使えばある程度は改善されますが、体内から潤う力が無ければ一時しのぎになってしまいます。
水分不足を防ぐ
こまめに水分をとりましょう。新陳代謝を鈍らせないよう冷たい飲み物は避けて温かい白湯やハーブティーなどがおすすめです。
逆にコーヒーや緑茶に含まれるカフェインは利尿作用があり体内の水分不足を招いてしまうので控えましょう。
必要な栄養素を摂る
細胞の材料となるものや肌のターンオーバーを整えるための栄養をしっかりとることで乾燥肌を防ぐことができます。
タンパク質…肉、魚、卵、乳製品、豆類
ビタミン…野菜・果物・魚介類
必須脂肪酸…青魚、えごま油、亜麻仁油
運動する
寒いと動くのが億劫になりがちですが、血行不良や内臓の働きが低下してしまい肌に必要な栄養が行き届きません。
ウォーキングやストレッチなどの軽い運動は血流を促して乾燥肌だけでなく冷えやコリを改善してくれます。
美容鍼灸をする
お顔のツボを刺激して筋肉の動きを滑らかにして血流を促すことで肌の内側から潤していきます。乾燥肌を改善するだけでなく乾燥しにくいお肌へと導きます。
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