以前に↓ブログでビタミンDは私たちに欠かせない栄養素だと認識していただけたと思います。
体にはとても必要な栄養素ですが不足している方が多いです。ビタミンDの効果と摂取方法について調べてみたので参考になさってください。
ビタミンDとは
ビタミンの一種で油に溶ける脂溶性ビタミンです。
ビタミンDには2種類あって植物に多く含まれる【ビタミンD₂】と、動物に多く含まれる【ビタミンD₃】の2種類があります。人間の体内で強い効力をもつのはD₃で、日光を浴びたときに肌でつくられるのもD₃です。
ビタミンDの働き
ビタミンDは骨を強くするだけでなく動脈硬化の進行を予防したり精神を安定させ認知症を予防するなど様々な効果があります。特に下記の美肌やダイエット、免疫力UPは今すぐにでも必要な効果ですね。
美肌・アンチエイジングに欠かせない
ニキビがある人はビタミンDが欠乏している傾向があり、ビタミンDを摂取すると炎症をおこしたニキビが減少したという報告があります。
ビタミンDには骨と筋肉を丈夫に保つ効果があります。骨密度の低下で骨が縮みシワをつくったり、筋肉が痩せ細ることでタルミがおきるのを防ぎます。また必要量のビタミンDを摂っている人は老化の進行が遅いことが分かっています。
ダイエットやメタボの予防をサポート
ビタミンDには満腹中枢をコントロールし、脂肪細胞の分解を促進したり脂質の合成を抑制するのでダイエットやメタボ予防に必要な栄養素です。
筋肉の中のタンパク質合成を促して筋肉をつくるのを助けるのでメリハリのある体形にしてくれます。
免疫力を上げて病気を予防する
ビタミンDには抗菌性のタンパク質の産生を促進する働きがあり、免疫細胞の増殖も促し私たちのからだを病原体から守っています。
ビタミンDが不足するとインフルエンザなどの感染症のリスクが高まり、花粉症などのアレルギーが起きやすくなります。
ビタミンDを安全で効果的に摂るには
ビタミンDは欠乏すると骨折や骨粗鬆症だけでなく美容や健康にも大きく影響してしまう大事なビタミンですが、過剰に摂り過ぎると頭痛、疲労感や吐き気だけでなく内臓に負担をかけてしまいます。日光浴、食事、サプリメントでバランス良く摂るのをオススメします。
日光浴で体の中からつくる
太陽を浴びることで体の中で合成できる唯一のビタミンです。最近では紫外線が怖いので日焼け止めを塗ったり、外出自粛で日光を浴びる機会は減っています。また冬は日照時間が短いので日光を浴びるように意識しましょう。
1日15分以上の日光浴を目標に一駅分を歩いたり、外で軽く運動するなど意識してみましょう。日焼けが気になる方は早朝や夕方、日陰を散歩したり手のひらを日光に当てることでも効果があります。
食品から摂る
魚介類、卵類、きのこ類などに豊富に含まれています。
魚介類:いわし・カワハギ・鮭・イクラなど
きのこ類:きくらげ・まいたけ・干しシイタケ
肉・卵類:鴨・牛レバー・チーズ・卵黄
サプリメントで補助する
厚生労働省が推奨する摂取量は18歳男女共に目安量は220IU( 5.5㎍)で上限は4000IU(100㎍)とされています。
ビタミンDの過剰摂取は肝臓や腎臓に負担をかけ健康被害に繋がってしまいます。日光浴と食事で摂るのが難しい方は上限を守って補助的に使うようにしましょう。
まとめ
外出を控えたり日照時間の短い今の時期は、体の中で多くの働きをするビタミンDが不足しがちです。日光浴と食事とサプリメントを活用して更に美しさと健康を手に入れていきましょう!
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