寒くなるにつれ冷えが深刻化してくると辛いですね。冷えは健康と美容には大敵で老化を加速させる要因でもあります。原因と冷え改善のための対策をご紹介しますので参考になさって下さい。
冷えると起こる症状
冷えると血液循環が悪くなり細胞に栄養と酸素が行き渡らなくなるのと老廃物や疲労物質を回収することができないので体に不調を起こします。
- シミ・シワ・クスミ・乾燥などの肌トラブル
- むくみ・太りやすい
- 頭痛・肩こり・腰痛
- 便秘・下痢・膀胱炎
- 花粉症・アレルギー・インフルエンザ
- 生理痛・生理不順・更年期障害
冷えで老化が進む原因
毛細血管が減る
血管の9割は毛細血管で体の隅々の細胞に栄養を送り届けています。冷えると血管がギュッと縮んで血流が滞ります。血流が悪いままでいると血管が干上がり消えて減少してしまいます。細胞に栄養が行かず新陳代謝が鈍り老廃物が溜まっていきます。
筋肉量の減少
今年は外出を控えたりして運動不足になりがちです。運動量が減ると熱を産生してくれる筋肉量も減少してしまい体温が上がりにくくなります。
食生活の乱れ
冷たい飲み物・食べ物、甘い物やカフェインは体を冷やします。加工食品の摂り過ぎや無理なダイエットは血液がドロドロになり血行不良を招きます。
自律神経の乱れ
体温調節の役割がある自律神経は過度なストレスや過労、光、温度などで乱れてしまいます。自律神経が乱れ緊張状態が続くと血管が収縮し血流が悪くなり冷えを招きます。
女性ホルモンの乱れ
女性ホルモンには毛細血管を拡げて血流を多くする作用があります。ストレスや更年期で女性ホルモンの分泌が乱れると血行不良や卵巣の機能が低下してしまい生理痛・生理不順、更年期障害などの原因になります。
冷えを解消するには
体の内側・外側から冷えるのを予防し血流を良くするように心がけましょう。
軽い運動をする
ウォーキングやストレッチなど軽い運動を習慣づけましょう。
熱を産生してくれる筋肉をつくるためにスクワットなどの筋トレも取り入れると効果的です。
体を温めるものを食べる
肉や魚などのタンパク質は体温を上げるので、1食につき手のひらにのる量は摂るようにしましょう。
ねぎ、ショウガ、シナモンなどのスパイスや冬に旬を迎える野菜も積極的に摂りましょう。
リラックスする
ストレスは筋肉を緊張させ血管が収縮して血流を悪くしてしまい冷えを加速させます。
深呼吸するだけでも効果的ですが、好きな音楽を聴いたり温かいお茶を飲んだりするなどリラックスできる時間をつくりましょう。
入浴する
湯舟に浸かると水圧で血液だけでなくリンパの流れも促されリラックス効果もあります。
40℃くらいで10分は浸かりましょう。
冷えに効果的なツボを押す
ツボを押すだけでなく、お灸をするのは更にオススメです。
三陰交(さんいんこう):内くるぶしから指4本上で骨の後ろ側
合谷(ごうこく):手の甲側で親指と人差し指の付け根の間
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