梅雨が明ければ、本格的な夏がやってきますね！
この時期、ドラッグストアの店頭やスーパーのお化粧品コーナーには熱中症や日焼け対策、そして美白に関連する商品が多く並びます。
実は美白の商品は夏に新商品が出ることが多いんです！
日焼け=黒くなる という認識が強くあるため、夏に美白を意識する方がとても多いからなんですね。
美白になりたい！・・の、前にお肌の色を決める要因5つ
| ①もともと持っているお肌の色 |
| ②角質透明度 |
| ③メラニンの量・分布領域 |
| ④真皮タンパク質 |
| ⑤血液の色 |
①のもともと持っているお肌の色は変えられません。
しかし②～⑤の要因を整えてあげれば、今のお肌の色が変わるかもしれません!
お肌がくすんで見える・・②角質透明度
角質とは皮膚の中でも一番外側にある表皮と呼ばれる部分の、更に一番外側にある組織です。
触れる部分と言っても良いかもしれません。
菌から身体を守ったり水分を保つなどといった大切な役割があります。
通常はお肌のターンオーバーにより、最終的には垢となり剥がれ落ちてまた新しい角質が出来るというサイクルです。
日焼けやお肌の乾燥などでターンオーバーが乱れてしまうと、新陳代謝が上手くいかず不要な角質が溜まっていき、角質が溜まればくすみが生まれます。
お肌のごわつきやニキビなどが出来る場合もありますね。
日焼け（紫外線）によってお肌が黒くなる・・③メラニン量
メラニンはシミやそばかすの原因でもありますが、お肌の色を決める要因でもあります。
以前のブログで日焼け（紫外線）のことについて書きましたが、本来はお肌に紫外線が入ってこないよう、メラニン色素がお肌を紫外線から守っています。
たくさん紫外線を浴びたあとは、紫外線を追い出そうとメラニン色素がどんどん増えていきます。
正常なターンオーバーが出来ていれば、増えてしまったメラニンを元の数へ戻すことが出来るのですが、ターンオーバーが乱れていると増えたままお肌の中に残ってしまいます。
メラニンは黒色ですので、たくさんお肌にメラニンが残ることで日焼け後は黒くなってしまうんですね。
たるみやシワの原因だけじゃない、実はお肌の色にも関係する・・④真皮タンパク質
こちらも以前のブログで日焼け後のケアの時にも書きましたが、紫外線を浴びると、ゆっくりと長い時間を掛けてコラーゲンやエラスチン（真皮タンパク質）を破壊するため、お肌のハリや弾力が保てなくなり、たるみやシワの原因となります。
それだけでなく、余分な皮脂が紫外線により酸化すると黒くくすみ、紫外線により酸化した脂質が体内のタンパク質と結びつくとお顔の色が黄色くくすんでしまいます。
また血中の糖と体内のタンパク質が結びついて熱が加わると、黄色くくすむこともあります。
最近よく聞くようになった「糖化」という現象ですね。
血行が悪くなり滞ると顔色が悪くなる・・⑤血液の色
「瘀血（おけつ）」という東洋医学の言葉があります。
身体が冷えたりストレスなどで血行が悪くなり流れが滞ることで起こるお身体の状態のことで、便秘や生理不順、肩こりなど様々な症状の原因ともされています。
（血が足らないのは「血虚（けっきょ）」と言います。）
瘀血になると、お顔や唇の色が赤黒くなってしまい、人によっては紫がかっていたり青黒くくすみ、顔色が悪く見えることもあります。
「私は地黒だ」と思っている方も、もしかしたら慢性的な瘀血の状態に陥っているだけで、本来はもっと色白だという可能性も十分にあり得ます。
美白・美肌になるためには紫外線を浴びない（日焼けをしない）ことと
ターンオーバーがとても大切
上記の理由から、お肌が美白になるためには、まずはターンオーバーがきちんと行われることが大切です。
そのためにも日焼け止めを塗って紫外線を浴びないことや、ターンオーバーを乱さないようきちんと栄養・睡眠を取って身体を休めることも大切です。
美容鍼灸で美白・美肌になれます！
美容鍼灸は鍼でお顔に傷をつけ、創傷治癒という傷を治そうとする人の自己治癒力を利用しています。
創傷治癒のために成長因子が放出されると、お肌のターンオーバーを整え、新陳代謝を促進してくれます。
代謝を促すことで老廃物や角質を取り除き、紫外線により増えたメラニン色素を正常な数へ戻していきます。
さらに、紫外線を浴びて破壊されたコラーゲンやエラスチン（真皮タンパク質）を増やすことが出来るのです！
⑤のような血行不良の場合は、鍼をすることでお顔の血行が良くなるので、施術後すぐの変化として分かりやすく出る方がとっても多いです。
くすみが取れて、顔色が良くなり透明感も出てきますよ！
この夏は当院の美容鍼灸と一緒に美白・美肌を目指して頑張りましょう！
紫外線・日焼け記事まとめ
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